ヒートポンプ


 ヒートポンプというのは、ヒートとポンプからの合成語であり、意味もそのまま、熱を移動するための装置あるいは技術である。地球温暖化を進む現在、有望な技術の1つと注目されている。
 ヒートポンプの技術原理は触媒を利用して、加圧と減圧により、熱の吸収と放出を行う。これで冷房と暖房の効果を得られる。効率を図るため、COPという指標を利用される。これは、エアコンが消費する電力にたいして、どれだけの冷暖房をできるかを示すものである。現在、もっとも効率のよいエアコンだと、COP=6以上の水準にある。従来の暖房機器の燃料を燃やすという方式はどんなに効率がよくても、燃料を持つエネルギー以上の暖房を出すことを不可能である。
 この十年間、ヒートポンプの技術の進化に伴って、効率が2倍以上に向上した。ヒートポンプを使うと、より省エネ、CO2削減、省コストに達成できる。