購買発注への自動変換

1. PO購買単価の項目が小数点以下2桁しか持っていないので、以下の場合、POへ自動変換する際、エラーになる

購買情報 9/1000PC

2. 供給量割当、供給元一覧をメンテしなければ、購買情報があっても自動変換されない

PPMM MRP 保管場所関連整理

品目マスタ MRP2 Viewに以下の保管場所が定義されている

1. 出庫保管場所
構成品目の場合、出庫保管場所。製品の場合、入庫保管場所。
--->中間品が次工程へ自動的に入庫する場合、次工程の保管場所を入れる
--->計画手配の保管場所もこの項目より自動提案される(実際この保管場所が拡張していないと、Warning Messageが表示される)
--->計画手配より生産指図を変換すると、この保管場所も生産指図に引き継ぐ。
2. 初期供給場所
生産ラインで直接に品目を支給するために使用される製造現場の仮保管域として使用される。
--->カンバンのため?用途不明。

3. 外部調達保管場所
品目計画の購買依頼で、品目の継続保管用に提案されている 保管場所のキー。
外部調達品目の場合、この保管場所は品目計画の 計画手配で提案される。

 

http://help.sap.com/saphelp_46c/helpdata/ja/f4/7d2d1944af11d182b40000e829fbfe/frameset.htm

MM 移動タイプ

SAP Help:

http://help.sap.com/saphelp_40b/helpdata/ja/fc/6cec6eb435d1118b3f0060b03ca329/content.htm

101 購買発注入庫あるいは指図入庫
103 購買発注の入庫保留在庫への入庫
105 購買発注の入庫保留在庫の承認
121 外注の後続調整
この移動タイプをマニュアル入力することはできません。
移動タイプ 121 には取消移動タイプがありません。
122 供給元あるいは製造への仕入返品
移動タイプ 122 を使用する場合、仕入返品の理由を 入力する必要があります。こうすると、仕入返品の評価が可能になります。移動タイプ 122 による結果は、移動タイプ 101 の取消に当ります。
124 入庫保留在庫から仕入先への仕入返品
131 実行計画ヘッダ入庫
161 購買発注返品
201 原価センタ入庫
221 プロジェクト出庫
231 受注出庫 (販売管理なし)
241 資産出庫
251 販売出庫 (受注なし)
261 指図出庫
281ネットワーク出庫
291 任意勘定割当出庫
301 ワンステップのプラント間在庫転送
303 ツーステップのプラント間在庫転送 – 在庫払出
305 ツーステップのプラント間在庫転送 – 在庫受入
309 品目間振替在庫転送
311 ワンステップの保管場所間在庫転送
313 ツーステップの保管場所間在庫転送 – 在庫払出
315 ツーステップの保管場所間在庫転送 – 在庫受入
321 品質検査中在庫の転送 – 利用可能在庫
323 保管場所間在庫転送 – 品質検査中在庫
325 保管場所間在庫転送 – 保留在庫
331 品質検査中在庫のサンプル引落
333 利用可能在庫のサンプル引落
335 保留在庫のサンプル引落
341 ロットステータスの変更 (利用可能在庫から非利用可能在庫へ)
343 保留在庫の転送 – 利用可能在庫
349 保留在庫の転送 – 品質検査中在庫
351 在庫転送オーダーの出庫 (販売管理なし)
411 特殊在庫 E、K、Q の自社在庫への転送
441 非付帯要返却梱包材料から付帯要返却梱包材料への転送
451 得意先からの返品 (販売管理なし)
453 返品保留在庫から利用可能在庫への在庫転送
457 返品保留在庫から品質検査中在庫への在庫転送
459 返品保留在庫から保留在庫への在庫転送
455 保管場所間在庫転送 – 返品保留在庫
501 購買発注外入庫 – 利用可能在庫
503 購買発注外入庫 – 品質検査中在庫
505 購買発注外入庫 – 保留在庫
511 仕入先からの無償納入
521 指図外入庫 – 利用可能在庫
523 指図外入庫 – 品質検査中在庫
525 指図外入庫 – 保留在庫
531 指図による副産物入庫
541 利用可能在庫の転送 – 仕入先への支給品
543 仕入先への支給品の消費
545 外注による副産物入庫
551 利用可能在庫の廃棄処理
553 品質検査中在庫の廃棄処理
555 保留在庫の廃棄処理
561 在庫初期入力 – 利用可能在庫
563 在庫初期入力 – 品質検査中在庫
564 在庫初期入力 – 保留在庫
571 利用可能在庫への組立指図入庫
573 品質検査中在庫への組立指図入庫
575 保留在庫への組立指図入庫
581 ネットワークによる副産物入庫
601 出荷伝票出庫 (販売管理)
621 利用可能在庫の転送 – 要返却梱包材 (販売管理)
623 得意先要返却梱包材からの出庫 (販売管理)
631 利用可能在庫の転送 – 得意先預託品 (販売管理)
633 得意先預託品からの出庫 (販売管理)
641 在庫転送オーダーの出庫 (販売管理)
643 会社間在庫転送オーダーの出庫 (販売管理)
645 ワンステップの会社間在庫転送オーダーの出庫 (販売管理)
647 ワンステップの在庫転送オーダーの出庫 (販売管理)
651 得意先からの返品 (販売管理)
653 得意先返品 (販売管理) から利用可能在庫へ
655 得意先返品 (販売管理) から品質検査中在庫へ
657 得意先返品 (販売管理) から保留在庫へ
661 販売管理出荷による仕入先返品
671 販売管理出荷による在庫転送オーダー返品
701 から 708 まで: 在庫/購買管理の棚卸差異
711 から 718 まで: 倉庫管理の棚卸差異
721 – 販売金受取 – マージンに影響なし (小売)
731 – 販売金受取 – マージンに影響あり (小売)

MM 請求書照合

【問題点】

請求書照合取り消し(Tr:MR8M)で、エラーメッセージがある: 処理できない

【Message】

請求書伝票 。。。 はこれ以上処理できません

【SAP Message詳細】
Msg 番号 M8422
診断
請求書伝票 。。。 には購買伝票。。。 と明細 00010 が含まれています。この明細に対して、請求書を入力したり、請求伝票を取り消したりすることはできません。これには、様々な理由が考えられます。

例:

– 購買発注明細がブロックされている

– 購買発注明細に削除フラグが設定されている

– 別の担当者が現在その購買発注を処理している

– 購買発注がまだリリースされていない

– 該当のサービス入力シートが削除されている

– 予定配送費用に対する保留請求書: 保留請求書の仕入先は、購買発注
の条件で指定した仕入先や、または購買発注履歴エントリの仕入先
と一致しません。これは、購買発注の条件で指定した仕入先が変更されている
ためです。このような場合は、仮保存伝票を処理できなくなります。
ノート 501905 に記載されているレポート Z_MRM_DELETE_PP を使用して、
その伝票を削除することができます。

手順

購買発注を確認してください。

関連POの明細が削除フラグがついている

Varient

■ バリアントの種類

① バリアント
バリアントとかレポートバリアントとか呼ばれるもの。基本的に移送しない。(ちなみに移送依頼オブジェクトはLIMU VARX)
設定はTrCD:SE38などのABAPエディタから実施。
② システムバリアント
名称”CUS&”から始まるバリアント。(“SAP&”はSAP標準のシステムバリアント)
登録したユーザ(または最終変更したユーザ)のみ修正できる
(バリアント保護が自動的に有効になる)
プログラムを初回で移送したとき、一緒に移送される
(もちろん、個別で移送もOK。LIMU VARIでオブジェクトを指定する)
設定はTrCD:SE38などのABAPエディタから実施。

■ バリアント変数

テーブル:TVARVやTVARVCにて設定する。
■ 関連テーブル
TVARV:    選択基準での変数テーブル~クライアント非依存 (4.6Cあたりまで)
TVARVC:    バリアント変数テーブル (クライアント固有)    クライアント依存

■ 関連トランザクション
STVARV
選択変数更新 (TVARV)
テーブル:TVARVを更新
STVARV
クライアント ‘000’ で TVARVC を更新
テーブル:TVARVCを更新。クライアントは000専用。CL:000はクライアント関係なしに設定するときに使用。

MM 一覧レポート

在庫/ 購買管理の活動
在庫状況照会                           MMBE
入出庫伝票の一覧                     MB51
在庫 / 所要量状況の照会            MD04
在庫一覧の照会                        MB52
積送中在庫 Cc の照会                MB5T
SLED/ 生産日付の照会               MB5M
評価特殊在庫の照会                  MBBS
外注先在庫の照会                     MBLB
利用可能在庫概要の照会             CO09
転記日付在庫の照会                  MB5B
品目明細の照会                        MR51
取消済入出庫伝票の照会             MBSM
入出庫伝票の移動理由の照会         MBGR
入出庫伝票のアーカイブの読込/ 照会 MBAL
受託品在庫の照会                       MB54
受託品/ パイプライン債務の決済     MRKO
得意先受託品在庫および得意先要返却梱包材の照会    MB58

実地棚卸のレポート
品目の実地棚卸データの照会         MI23
品目の実地棚卸伝票の照会           MI22
変更の照会                         MI12
実地棚卸一覧                       MI24
実地棚卸伝票のアーカイブの読込     MIAL
実地棚卸概要                       MIDO

入出庫予定
入出庫予定の登録                   MB21
入出庫予定の変更                   MB22
入出庫予定の照会                   MB23
入出庫予定の一覧                   MB25

GR/IR 残高一覧
GR/IR 残高一覧の照会               MB5S

仮保存データの管理                   MBPM
入出庫予定プログラム                 MBVR
在庫整合性チェック                   MB5K
在庫金額一覧: 残高照会               MB5L
変換差異の分析                       MB5U

 

STO より DO作成

  •  STO作成時、ATPチェックある場合、在庫数量が足りなければ、確定数量、確定日項目がブランクになる
  •  STOよりDOを作成時、カスタマイズよりPicking保管場所を自動決定する(出荷ポイント、プラント、品目マスタの保管場所状況(Storage Condition)の組み合わせ)
  •  一般的に、在庫が足りなければ、DOが作成できない。例えば、カスタマイズで保管場所Z001を決定、Z001に要求数量以下しかなければ、DOを作れない。
  •  だが、カスタマイズで設定した保管場所が品目マスタレベルで保管場所ビューが存在しなければ、保管場所ブランクのDOが作成される。つまり、保管場所ビューが登録しているであれば、ATPチェック(保管場所レベルで関連フラグがOFFであれば)でそれを確認しにいく、数量が足りなければDO登録に失敗。保管場所ビューがなければ、ATPチェックしようが対象がないので通ってしまった。SAPバグ?

[MM業務]数値管理

数字はツールであって、ゴールではない
  From 【週刊 戦略調達 vol.81 2010.10.26】

以下抜粋:
 数値目標、数値管理をどう使いこなすか、数値目標にどう振り回されないようにするかというのは、一サッカーチームだけの問題ではない。ビジネスの世界でも、数値目標、数値管理は何らかの形でほぼすべての企業のあらゆる現場で用いられている。担当レベルから経営トップの様々な意思決定、評価に数字が使われる。その時に誤った数値に基づいて意思決定、評価していては、望むべき結果が得られない。誤った数値が出てくるのは、必ずしも数値目標のプレッシャーに負けての悪意のあるものばかりではない。単に間違い、ミスということもよくある。数値を扱う時には、データを提出する側もそれを使う側も、数字は意図的あるいは誤って正しい数字が出てこないことが多々あるということを、常に頭の片隅に置いておいた方がよい。

 たとえば、我われ調達・購買の世界では、よく価格、コスト削減額といった数値が使われる。サプライヤから非常に魅力的な価格が提示された時、すぐにそれに飛びついてはいけない。なぜ、その価格が出せるのか、それが持続可能かものか、少し考えてみよう。その価格に飛びついて、折角、苦労して技術、製造部門を説き伏せて、そのサプライヤに切り替えた所、その価格は単に今回の注文に限った挨拶価格で、次からの注文ですぐに値上げを要請してくるかもしれない。競合に比べて1割も価格が異なるのであれば、他社にはない技術を用いている、材料・部品を上手く調達している、工程が簡素化されている等の何らかの工夫か、あるいは、それまで調達活動をまったく徹底していなかったといった理由があるはず。

 こうした視点は管理者、経営者にも不可欠だ。調達・購買担当者が5%のコスト削減を達成したと報告してきたら、手放しで喜ぶ前にそのコスト削減がどのようになされたかを確認してみよう。単に物流費を切り出して、物流部門に付け替えただけかもしれない。あるいは、単に新規品の取引で初回見積から5%下げただけかもしれない。これでは、貴社のコスト構造、損益分岐点は何も変わっていない。

 コスト削減には、取引条件、取引先、仕様など何らかの変更が伴う。担当者の言っているコスト削減が本物ならば、数値の裏にあるそうしたストーリーを報告するのは簡単だ。反対に、出てきた数値にそうした裏付けがなかったら、何かがおかしいと疑うべき。

 一つの数値だけ見ていては何も分からないが、その原因、波及効果に思いを寄せれば、その数字が本物かウソかはすぐ分かる。数字一つに一喜一憂するのではなく、その数字がそうであるならば、何がなされ、何が起こっているべきかまで考えよう。そして、そういう施策が打たれているか、起こるべき波及効果が出ているか、違う数字や情報を集めてみよう。そうすることによって初めて元の数値が何を意味するのか、本物の数字かウソのものかが分かってくる。そして、今、何が起こっているのか、これからどうすべきなのか、色々と語りかけてくれる。そうすれば、数字に惑わされることなく、目指すゴールを達成するためのツールとして、上手に数字を活用することができる。

 数字そのものは嘘はつかない。数字が嘘をつくのは、それを使う人間によってのみだ。

【機能検証】外注

【要件】
 1. 

【システム図】

【検討ポイント】
 1. 

【実装方法】
 1. マスタ
  ・外注先が得意先として登録
  ・品目の販売エリア関連データを登録
 2. カスタマイズ
  ・購買伝票タイプが外注カテゴリ使用の可能(NB ← L)
  ・出荷プラントの出荷データ(在庫転送オーダー → プラントの出荷データ)
  ・出荷プラントの出荷タイプ(購買管理 → 外注発注)
  ・購買伝票タイプが外注カテゴリ使用の可能(NB ← L)

【機能検証】会社コード間在庫転送プロセス

【要件】
 1. 同じグループに属する二つの会社
 2. 2Step

【システム図】

【検討ポイント】
 1. 内部請求書の価格

【実装方法】
 1. マスタ
  ・入庫プラント2200が関連販売エリアで得意先マスタ22000を登録
  ・供給プラント(1200)は購買組織(2200)で仕入先マスタを登録(10000)
 2. カスタマイズ
  ・出荷伝票タイプおよび確認規則(購買伝票タイプUB ← 出荷タイプNLCC、確認規則RP、Ship.Sch.)
  ・購買伝票タイプ、ワンステップ転送、不足納入許容範囲 (OneStepにチェックを入れない)